ナブテスコ オートモーティブ株式会社 採用情報

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NAM’s People

未来をうごかすNAMの人

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グローバルな視点から
クルマ社会の未来を支える。

M.Y
2017年。商学部商学科卒業。営業として海外の車両メーカーのほか、一部では国内メーカーも担当している。実家は都内だが最近一人暮らしを開始。自分で好きなものが食べられると自炊を楽しんでいる。コロナ禍で外出がしにくくなったことから、ギターを購入して自宅練習に励んでいる。
営業部(海外営業)

入社動機

縁の下の力持ちとして
社会を支えられる。

就職活動では知名度は高くないものの、特定分野で社会基盤を支えるニッチな事業を営んでいる企業を目指していました。実はインフラ系の企業から内定が出て就職を終わろうかと思っていた時期があります。しかし、社会を支えるという意味では他の道もないかと感じたので、就活シーズン後半に差し掛かっていながら再び企業訪問を開始しました。
NAMに関してはたまたま説明会に参加したのですが、人あたりのよさそうな社員がそろっていることに安心感を覚えました。決して有名企業ではないものの、商用車業界では必要不可欠な“縁の下の力持ち”であり、私の軸とも合致していると感じたことから当社への入社を決めました。説明会や面談を通して感じた会社の雰囲気の良さも当社を選ぶ後押しとなりました。

現在の仕事内容

海外メーカーに対して自社商品を売り込む。

主には海外の商用車メーカーの担当営業として、エアドライヤーやブレーキ機器などの提案を手掛けています。新製品の場合、お客さまと幾度となくコミュニケーションをしながらニーズを浮き彫りにした上で、仕様を検討するところから仕事はスタート。お客さまも交えて数年スパンで何度も試作品の製作と評価試験を繰り返しながら、最終的な形を完成させていくことになります。
さらには既存製品のPRや価格交渉、海外拠点会社の営業活動のフォロー、部署の垣根を超えた交渉のハンドリングなど、すべきことは多岐にわたっています。海外が相手だけに日本語が通じない担当先によってはコミュニケ―ション手段が英語ということになります。私も英語が得意ではありませんでしたが、研修などで学べるチャンスがあるので語学面はなんとかなると思います。

印象に残っている案件

緊急対応の発生を受け
関係者の間に立って奔走。

乗用車向けの量産品であるクラッチ製品に関して、緊急で設計変更する案件を担当しました。NAM側の部品が原因ではなかったのですが、お客さま先でクラッチに不具合が発生したのを受け、その対処をするためにNAM側でも変更しなくてはならない部分が発生。今まで当社が手掛けたことのない形態での評価の実施や試作品の準備をしなくてはならず、社内のあらゆる部署を巻き込みながら調整に奔走しました。
現場としては開発するための時間がほしいけれども、お客さまとしては一刻も早く修正してリリースを近づけたい。コロナ禍で対面できない中で、相反する要望の間を取るのは苦労しました。価格交渉もかなり難航したのですが、普段から入念に準備を行って説得材料を積み上げてきたおかげで、最終的には想定通りの価格に落ち着かせることに成功。本当に目まぐるしい日々を過ごしましたが、たとえ忙しくとも準備をする大切さを学びました。

仕事のやりがい

かかわる全員にとって
幸せな結果を導き出したい。

普段からお客さまも自社の関係者も、かかわる全員がWin-Winの関係になれるように頑張っています。その結果、社内外から「ありがとう」と感謝の声がもらえるのが何よりの励みとなります。また、自動車というモノにかかわってみて、クラッチ一つとっても導入までには幾度もの調整が必要だと痛感させられています。恐らく当社がかかわっていない部品も同様の苦労を経た上で街を走っているのでしょう。各部品の背景には様々な物語が秘められているのだと感慨深い想いに包まれます。
ちなみに当社の場合、チャレンジングな環境が広がっており、私も年次が浅いながら次期主力製品の立ち上げプロジェクトに参加したり、リモートながら海外ビジネス研修を受ける機会にも恵まれています。チャンスが多い会社だと実感する日々です。

今後の目標

自動車の新技術にも柔軟に対応する力を身に付ける。

印象に残っている案件のところで紹介した緊急対応案件を通して、私自身の調整力やヒアリング力が高まったと感じています。今後、これらの力を磨きながら、将来は海外の新規顧客の案件を自分の力で受注するのを目標に定めています。
自動運転やEV化が進んでいる自動車業界にあって、今後、NAMが提供するべき技術も著しく変化していくことになるでしょう。その中にあっても世界のお客さまの情報を正確につかみ、社内にそれを周知させて対策をスピーディに練り上げることで、お客さまにとって魅力ある製品開発に貢献できれば幸いですニーズをつかむと言っても私自身の製品知識が弱いと感じていますので、社内外の研修などを活用して車両の知識を深めていくのが必須だと痛感させられています。